岡井盛夫：2021年7月3日

ハッピー・バースデイ

５月１５日は私の誕生日です。５月１３日、デイケア・そら（宙）は、私のために誕生日会をセットしてくれました。ホワイトボードに、岡井盛夫さん・昭和１０年と書かれてありました。その下に、 　ハッピー・バースデイ、岡井さん 　ハッピー・バースデイ、盛夫さん 　と書かれてありました。私から「上記姓名は５文字だから、歌いにくいかも知れない。４文字のニックネームの岡さん（※①）と盛さん（※②）へと変更しては？」と提案しました。 ※①、在席会社の数人の先輩ら呼ばれた。※②中学生の対校陸上競技の選手であった。「フレー！フレー！　盛さん」と声援された。 　デイケアの利用者（１０数人）並びにスタッフは、岡井さんを岡さんに、盛夫さんを盛さんに変えて、「ハッピー・バースデイ」と合唱してくれました。 　合唱が終わって、女性のスタッフが、「今後、岡井さんを盛さんと呼び変えてしていいですか」と提案がありました。折角の好意ではありましたが、私は即座に「NO！」と、はっきりお断りしました。その理由は、彼女の発音が「盛さん」ではなく「森さん」であったからです。しかも、誕生日会には、実在の「森さん」がおられます。紛らしくなります。 　誕生日会のメンバーは、私を除いて全員が関東から北海道までの東の出身者です。彼らは、私のことを「森さん」と呼び、ニックネームの「盛さん」とは発音してくれません。誕生日会には異様なムードになり、一種のパニックが起こりました。る 【補】 　私の「盛」は、地名の盛岡の「盛」の発音です。出身地が関東から北海道まであったも、地名の盛岡を「森岡」とは発音しません。私の言葉不足でパニックになったのかも知りません。 　なお、三重及び長崎県の二人の女性は、「盛さん」の発音を難なく理解しました 　歌詞の最後の「ハッピー・バースデイ」は、「いつまでもお幸せに」と結ばれました。誕生日会には、９５歳の元気な女性がおられます。私の兄は認知症ですが、９６歳です。姉は９１歳です。まだまだ元気です。 　「岡さん」や「盛さん」にとって、「いつまでもお幸せに」は高いハードルです。しかし、簡単にくたばってはなりません。

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